ただのアニソン感想ブログ

主にアニメソングの感想を書いていきます。

アニソンの感想など #26

14年秋クール(6)

いつの間にか秋クールのアニメが始まってしまいました。
今月は6曲ずつ感想を書いていきます。

 

・齧りかけの林檎 / 竹達彩奈  
-デンキ街の本屋さん / OP
□作曲:筒美京平 □編曲:小林俊太郎
☆☆☆☆
「時空ツアーズ」と同じ、筒美京平×小林俊太郎のコンビ。
これまでの竹達さんの楽曲と同じように、ライトながらも完成度の高い曲です。
ベースかっこいい。
曲も良いのですが、特に編曲に注目すると、
オーソドックスな構成でありながら飽きの来ない効果的な編成がとても良いです。
アニソンによくある加算的な、ひたすら音数を重ねていく編曲とは
違う作り方だと思います。
そのあたりも含めて竹達さんの楽曲は好きなのですが。
しかしタイトルからもわかるように、これはアニソンではなくタイアップです。
TV版のラストの処理なんかを聞いた感じ、
1分30秒の尺をまったく考えずに作られたのではないかと思いました。

 

・two-Dimension's Love / denk!girls  
-デンキ街の本屋さん / ED
□作曲:石井伸昂 □編曲:梅堀淳
☆☆
たとえば c/w曲にありそうな、可もなく不可もないシンプルな歌です。
タイトルや歌詞を見る限り、直球なシンセポップにしたら良さそうなものですが、
あまり印象に残らなさそう。

 

・world's end, girl's rondo / 分島花音  
-selector spread WIXOSS / OP
□作曲:分島花音 □編曲:江口亮
☆☆☆
この歌手なら最近は千葉直樹さんのアレンジという印象だったのですが、
この曲は江口亮さんのアレンジなんですね。
アニメの曲なら「Buddy」、「Be mine!」(坂本真綾)など…
それらの例に違わず、難しい曲だなというのが第一印象です。
というかまさに「How to go」と「Buddy」を足して2で割ったようなアレンジです。
好きな人にはいいと思います。
でも、あんまり映像が合っていない気もしました。

 

・Undo -明日への記憶- / Cyua  
-selector spread WIXOSS / ED
□作曲:前口渉 □編曲:前口渉
☆☆+
個人的には、サビ前に盛り上げるだけ盛り上げておいて
サビでずっと 4つ打ちというのは、アレンジの放棄だとさえ思っています。
この曲に限ったことでもないし、それを強く感じたわけでもないのですが、
他に書くことがないだけという。

 

・禁断のレジスタンス / 水樹奈々  
-クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 / OP
□作曲:加藤裕介 □編曲:加藤裕介
☆☆+
好きもあればその反対もあるので、すみませんが、これはイマイチです。
イントロ、エスニックな笛からシンセブラスというのはダサいと思うのですが・・・。
作曲は加藤裕介さん・・・「Junction heart」(ブレイク ブレイド OP)他・・・というのを見て納得。
あのダサいラップもそうですが、要はセンスの相違ということで片付けられると思います。
映像もなあ・・・ED も同様ですが、テンプレートそのままといった感じ。

 

・凛麗 / 喜多村英梨  
-クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 / ED
□作曲:山口朗彦 □編曲:PHA、山下洋介
☆☆☆
取り立てて良いところがあるわけではないけれど、悪くもない、
端的に言うとふつうの曲。