ただのアニソン感想ブログ

主にアニメソングの感想を書いていきます。

アニソンの感想など #4

14 年夏クール (14)

・YES!! / 大橋彩香
-さばげぶっ! / OP
☆☆+
Aメロの入りが唐突だなあ。
この作曲家さんはこういういきあたりばったりな構成をよくやるので、
正直苦手です。
こちらのセンスの問題なのかな?
決して難しい進行ではないのに、
「こうくるだろう」と思ったところに予想外のことが起こる感じ。
そこに意図があればよいのですが、それが読み取れないので。
メロディライン、適当に作っているようにしか聞こえない…。

 

・ぴてぃぱてぃサバイバード / ゲスかわ☆ガールズ
-さばげぶっ! / ED

相手をイライラさせることが目的なら、この曲は100点満点です。
これ以上 2度と聞きたくないと思いました。
こういう感想を持つのは年に何回も無いのですが・・・。

 

・共鳴のTrue Force / 原田ひとみ  
-精霊使いの剣舞 / OP
☆☆
作曲は I've の井内舞子さん。
ということで、川田まみさんが歌っていても全く違和感のない曲です。
なんか再放送を見ている気分。

 

・精霊剣舞祭(ブレイドダンス) / にーそっくすす
-精霊使いの剣舞 / ED
☆☆☆☆
放送前。
「にーそっくすす」というまじめにつけたとは思えない名前、
しかも角川だから、どんなイロモノだよとか思っていました。
作曲が個人的に定評のある(?)山崎真吾さんということで、
これは山崎さんの無駄遣いだろーとか勝手に思っていました。
すみません。
放送後。
これはアリです。
"Knee! High! Fight!" ってなんだよ(笑)。ひざ!高い!戦い!
作曲の山崎さん、メロディーつけるの本当に上手いです。
作曲者の名前だけ見てキャラクターソングを買う、
いわば「作曲者買い」をする作家さんの一人。
ちょっと凝ったアレンジに対してメリハリの効いたメロディーライン、
それでいて芯のあるしっかりしたメロディー構成だから、
結果としてとてもキャッチーな曲になっています。
バグパイプのような音色が、フィクショナルな異世界のエスニックを感じさせます。
(でもフルサイズで聞くと、2番ではそれがちょっとくどいような…)
ところで、ED 映像を見る限り、「にーそっくすす」は看板に偽りありでは?

 

・世界は恋に落ちている / CHiCO with HoneyWorks  
-アオハライド / OP
☆☆☆
うまく感想を文字にできない。
たぶん、歌もアニメも、同じテーマを持つ作品はごまんとあるはず。
そういうユニバーサルなテーマに対して、始まりを予感させるこの曲は、
まさにぴったりだと思いました。
いや歌もアニメも両方、どちらかというと好きなジャンルですが、
現時点でソリッドな感想が書けません。

 

・moving soul / 栗林みな実  
-プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! / OP
☆☆☆
あれ、主題歌は ChouCho さんじゃないの?
曲は堅実な感じ、似たような曲はいくつも存在すると思いますが、
サビの途中で転調するのが特徴的。

 

・TWO BY TWO / 幸田夢波  
-プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! / ED
☆☆☆
ブラス主体の曲で、いかにもデビュー作っぽい内容。
最近珍しいオーケストラヒット。
作曲は冒頭でも少し触れた 高田暁さん。
シンプルなのが逆に良いのかな。

・Tough Intention / KOTOKO  
-白銀の意思 アルジェヴォルン / OP
☆☆+
I've ではない KOTOKO さん。
作曲者は違いますが「Light My Fire」(灼眼のシャナIII / OP)に似た曲。
絶望的な世界でも気を高く持とうぜ、みたいな。
一人の気合で何とかなるのなら、それはファンタジーの世界の戦い。
書くのは大変だろうけど、もうちょっとリアルな戦いも見てみたいような。

 

・フェイス / 三澤紗千香  
-白銀の意思 アルジェヴォルン / ED
☆☆☆
三澤紗千香さんのソロ曲で、どちらかというとアニメタイアップ寄りの曲。
ソロ曲として見れば全然悪くないと思います。
PV が見たい。

 

・好感Win-Win無条件 / ハート▽インベーダー  
-六畳間の侵略者!? / OP
☆☆☆
曲自体は、この手のラノベ原作アニメとしては平凡な感じ。
次クールには忘れてしまうかも。
ただ、映像(演出:大沼心さん)はかなり良いと思います。

 

・恋はみるくてぃ / petit milady  
-六畳間の侵略者!? / ED
☆☆☆
ここでいうミルクティーはアイスでなくホットみたいですね。
「あつあつのまま飲み干して~」とか、舌をやけどしそうでちょっと嫌なのですが…(笑)。
ちょっとぬるくしてからの方がいいなあ。

 

・東京ゼロハーツ / 飛蘭  
-東京ESP / OP
☆☆☆☆☆
すっごく良いです。
作曲は上松範康さん、編曲は藤間仁さん。
カッコよさにもいろいろ有るけど、上松さん曲のカッコよさは、
少年の夢を追い求め続けるかのような、
ややアンリアルで空想的な世界観にあると思います。
そういうところで他に比肩する作家はありません。
「60億分の1 譲れない自分の色で~」なんて、ゾクゾクします。
中二病」なんて言って面白がるのは簡単ですが、そうでは決してなく、
これはたぶんまじめな追求なのです。
どうにかして空を飛べないか、世の中を支配している時間とは何か、
そーいうことにまじめに思いをめぐらせた経験がある人は、
少なくないと思いますけれど。

あ、この曲のメインテーマとは脱線してしまいましたね。
「Reincarnation」は輪廻、「ゼロになる進化」っていうのは、つまりそういうことか。
確かな絆で二人が繋がっていれば、何も恐れないと歌っている。
正直、そういう「行きかた」に憧れるところはあります。
じゃあ実際できるかっていうと、そこまでの絆は残念ながらまだないし、
やっぱりできないだろうな。
藤間さんのアレンジも素晴らしい。

 

・救世アルギュロス / 妖精帝國
-東京ESP / ED
☆☆
S-JISにない文字をタイトルにするのはちょっと・・・。
書くことが思いつかないです。

 

・レプリカ / 坂本真綾 
-M3-ソノ黒キ鋼- / OP2
☆☆☆+
人間の存在意義とか、存在理由とか、考えたらキリがありません。
たまたまこれまでそうだったからこうなった、これしか言えないと思います。
だから、成り行きにまかせて、死ぬまで生ることにします。
ところで、持ち主を失った物が放置され朽ちていくのは、
他にはない特有の感情を起こさせて、ある意味で芸術的だと思います。
退廃の美学。
「草ヒロ」とか、わかりますか?

 

#次回からは14春クールの感想。